巣ごもり生活はいつ終わるのか? こうなったら志麻さんレシピで笑顔になるっきゃない。
休みの日こそ、いつもの冷蔵庫の食材が簡単! 贅沢レシピに大変身! もう献立に迷わない!
このたび「第13回ベストマザー賞2021」の「特別部門」を受賞し、またまた話題沸騰中の「伝説の家政婦」志麻さんの処女作『志麻さんのプレミアムな作りおき』がついに22刷・18万部を突破。「料理レシピ本大賞料理部門」にも入賞した世界に1つだけの処女作だ。
さらに、『厨房から台所へ――志麻さんの思い出レシピ31』の勢いも止まらない。
こちらは数ある志麻さん本でも初の“エッセイ風レシピ本”という新境地を開拓。
読売新聞書評で「20代の志麻さんは、傷だらけになっても走ろうとしていた。切なすぎて胸が痛い」「食べたものは体になり、心になり、人生をつくる」と東大教授に絶賛された。
ふだんお家で食べたことのない「タンドリーチキン」、「農家の野菜スープ」、「ラタトゥイユ」、「豚肉のビール煮」、「お米のニース風サラダ」、「ローストビーフ」、「アッシ・パルマンティエ」、「ハヤシライス」、「メンチカツ」、「チョコレートムース」など、フランス家庭料理から、和洋中、エスニック、おやつまで秘伝のレシピが多数収録され、ふだん料理をしない人でも、手早く簡単に作れてしまうというから驚きだ。
冷蔵庫にあるふつうの食材が、なぜ、ワンランク上の「簡単!贅沢レシピ」に変身するのか?
これさえ覚えておけば、平日多忙なお父さんお母さんも、尊敬の眼差しを浴びるかもしれない。
なぜ、志麻さんの料理はみんなを笑顔にするのか。
今回は「作りおき料理を身軽にするための知恵」を志麻さんに語っていただこう。
(撮影:新居明子、構成:寺田庸二)――(こちらは2018年12月14日付け記事を再掲載したものです)

作りおき料理を
身軽にするための知恵

【休日は志麻さんレシピでみんな笑顔】<br />伝説の家政婦・志麻さんが明かす<br />作りおき料理を身軽にする<br />「4つ」の知恵志麻(しま)
大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業。ミシュランの三つ星レストランでの研修を修了して帰国後、老舗フレンチレストランなどに15年勤務。結婚を機に、フリーランスの家政婦として活動開始。各家庭の家族構成や好みに応じた料理が評判を呼び、「予約のとれない伝説の家政婦」としてメディアから注目される。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でその仕事ぶりが放映され、年間最高視聴率を記録。出版したレシピ本は続々ベストセラーとなり、著者累計105万部を突破。『志麻さんのプレミアムな作りおき』で料理レシピ本大賞 in Japan 2018 料理部門入賞、『志麻さんの気軽に作れる極上おやつ』で料理レシピ本大賞 in Japan 2020 おやつ部門準大賞を受賞。現在は家政婦の仕事に加えて、料理イベント・セミナーの講師や、地方の特産物を活かしたレシピ考案など多方面で活動中。おもな著書に「読売新聞」書評で紹介された『厨房から台所へ』など。

 今回は作りおき料理を身軽にする4つの知恵をご紹介しましょう。

[シンクにためない]
 料理を始める前に、まずシンクの洗い物をかたづけます。

 ゆでたほうれん草をお湯ごとざるに上げたり、塩をしたにんじんを絞ったりと、シンクはもう一つの調理台。

 シンクに何もない状態から始めると、驚くほど料理がはかどります。

知恵1[使った器具はどんどん洗う]
 
使った器具をシンクに置いたままにすると、また必要になってもすぐに使えないし、調理の邪魔にもなるので、使ったらどんどん洗い上げていきます。鍋は、熱いうちだと簡単に汚れが落ちます。油を使わなかった器具は、洗剤なしでスポンジだけで汚れが取れます。ざるやボウルは、洗って水きりかごに上げておくと、次にすぐ使えます。

知恵2[一つの器具を使い回す]
 ゆでる野菜がいくつかあるなら、一つの鍋であくの少ないものから順にゆでます。

 野菜を炒めるときは、切るそばからフライパンに。いちいちトレーやざるに上げません。フライパンで煮物も揚げ物もできるし、底にペーパータオルを敷けば蒸し器にもなります。普通のざるは、液体をこしたり、ゆでたじゃがいもを裏ごしするのにも使えます。