ワントーン高めの声を出すための
5つのステップ

 あなたの声のトーンは、高いほうですか? それとも低いほうでしょうか?

 もし、低い場合は、ワントーン高めの声で話すトレーニングをしてみるといいですね。私自身、どちらかというと低いほうなので、意識しないと高めの声を出せません。低い声は落ち着いた印象を与えることもできますが、ウェブ面接の場で、はつらつとした印象を与えようと思うと、少し伝わりづらいかもしれません。

 また、ウェブ面接の場合、マイクを通して面接官に伝わりますので、いつもよりワントーン高めのほうが面接官の心に響きます。

 マイクを使うと、対面のように声を張ることはしないので、ぼそぼそとした声色で伝わる可能性があります。そういったぼそぼそ感をなくすためにも、いつもより高めのトーンでお話しすることをおすすめします。

 普段の声のトーンから少し高めのトーンを出すためのトレーニングをしてみましょう。以下の5ステップで行います。大事なのはイメージすることです。

〈高めの声で話すトレーニング〉
(1)背筋をまっすぐにする。
(2)口を大きくあけ、目の前の人に声のボールを投げるイメージで「あ~」と声を出す(いつものトーン)。
(3)次に、頭の上から声のボールを相手に投げるイメージで「あ~」と声を出す(このときに出るのがワントーン高い声)。
(4)その声で、面接の応答の練習を1分行う。
(5)1日に1分ずつ練習時間を増やしていく。

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