米連邦準備制度理事会(FRB)が政策の軸足を移行するタイミングについて、夏の終わり頃になるとの見方が広まっている。米連邦準備制度理事会(FRB)が19日公表した4月27~28日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、月額1200億ドル(約13兆0620億円)のペースで実施している米国債・住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れについて、当局者がどのような考えに傾きつつあるのか、手掛かりを提供してくれた。議事要旨は「複数の参加者は、米経済が委員会の目標に向かって今後も急速な進展を遂げれば、今後の会合のいずれかの時点で資産買い入れペースを調整することについて議論に着手することが適切となるかもしれないとの考えを示した」と記している。
FRB緩和解除議論、晩夏のジャクソンホールが焦点
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