米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は21日、人気ゲーム「フォートナイト」の制作会社エピック・ゲームズが同社を訴えた訴訟で証言に立ち、「iPhone(アイフォーン)」を競合するアプリストアに開放すれば利用者の妨げになると主張した。この法廷闘争でアップルの成長戦略の一つの主軸が決まることになりそうだ。クック氏は、アップルが独占的だとするエピックの主張に反論。「われわれにとっては顧客こそ全てだ」と語った。カリフォルニア州オークランドで行われている裁判官によるこの公判は31日に終了する予定。アップルがiPhoneから競合するアプリストアを不適切に締め出し、独自のシステムを通じたアプリ内購入を強制して最大30%の手数料を得ているとするエピックの主張に対し、アップル幹部陣は反論を試みている。
アップルCEO、エピックの独占批判に全面反論
有料会員限定
あなたにおすすめ