【ワシントン】ドナルド・トランプ前米大統領の支持者らが1月6日に議会議事堂へ乱入したことを受け、議事堂のセキュリティー強化を担っていた州兵が、26日に撤収する。国防総省が発表した。  州兵らはトランプ氏の支持者らが議事堂に乱入した数時間後から現場に到着。当時議事堂内では議会がジョー・バイデン大統領の当選を承認する手続きを行っていた。議事堂に駐留する州兵の数は一時2万6000人に達し、全50州とコロンビア特別区、そして3つの海外領土から派遣されていた。現在はその規模が縮小され、約1600人が現場にとどまっている。