パソコンを文房具化させ、未来に備える
正しい箸の持ち方を覚えておけば、一生困らないように、タイピングも小学生のうちからぜひ学んでおきたいスキルです。
というのも、今の小学生たちが大学受験に挑む頃には、入学試験がすっかりCBT(コンピュータ・ベースド・テスティング)化していく予定だからです。
CBTでは、従来の解答用紙に手書きするのではなく、コンピュータ上で受験する新しいスタイル。
実は、2016年から文部科学省の有識者会議が、大学入学共通テストからのCBT導入を提言していました。
目標としていた2024年度は見送りとなりましたが、今年、全国学力調査CBT化に向けた試行検証が行われる予定です。
すでに英検では採用されていますし、国際的な動向を見ても、導入されることは必至です。
今や日本の子どもたちは世界から遅れを取っています。
2018年の国際学習到達度テスト(PISA)の調査結果で、日本の「読解力」は前回2015年の8位から15位に大きく後退し、騒然となりました。
PISAは、キーボードで解答入力するCBT方式であり、長文の課題文をスクロールして読んだり、複数の画面で課題文を提示したりといったパソコンの操作に日本の子どもたちが慣れておらず、対応できなかったことが原因の1つだとも言われています。
実際、授業でのICT機器の活用調査で、日本はOECD加盟国で最下位の利用率ということもわかりました。
CBT方式では、入力のスピードが遅いとそれだけでかなり不利となります。
とはいえ、タイピングスキルは一朝一夕では習得できません。
入力が遅いために、パソコンから遠ざかってしまっては意味がありません。
まずは「音声入力」を使って、パソコンを文房具化させていきましょう。
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