リモートワークの長期化は避けられない。ビジネスパーソンも「リモート強者」と「リモート弱者」に二極化しつつある今、あなたは「リモート強者」か? それとも「リモート弱者」か?
そんな時、心強い味方が現れた。
ITビギナーから絶大な信頼を得ている平塚知真子氏だ。
平塚氏は、Google が授与する資格(Google 認定トレーナー/Google Cloud Partner Specialization Education)を2つ保有する国内唯一の女性トレーナー経営者。
初の単著『Google式10Xリモート仕事術──あなたはまだホントのGoogleを知らない』が発売たちまち3刷が決定。日経新聞にも掲載された。
「10%改善するより10倍にするほうがカンタン」という Google 急成長の秘密「10X(テンエックス)」で成果を10倍にする「10X(テンエックス)・10(テン)アプリ」をフルカラーで初公開。
“日本一のマーケッター”の神田昌典氏(マーケティングの世界的権威ECHO賞・国際審査員)が「全部無料! こんな使い方、あったのか」と大絶賛。
曽山哲人氏(サイバーエージェント常務執行役員CHO)が「想像以上に知らない機能があった」。
三浦崇典氏(天狼院書店店主)が「Google 全70アプリのうち10アプリを使いこなして仕事を劇的に変える解説書。リアルよりも成果を上げる術を伝える“リモート強者”への指南書」というノウハウとはどんなものか。
“リモート弱者”が“リモート強者”になる、誰も教えてくれなかった方法を紹介しよう(「リモート効率劇的UP! Google式10X仕事術」動画はこちら)
子どもがつまずきやすいタイピング入力
小学生、中学生のお子さんがいらっしゃるご家庭の方ならば、2021年4月から、小中学校で1人1台のパソコンやキーボードつきのタブレット端末を使って授業を受けることになったこと、もうすっかりご存じかと思います。
政府が後押しした、いわゆる「GIGAスクール構想」が全国で一斉に始まりました。
親として、この機会に子どもたちに、より早くITスキルを身につけてほしい。
こう願われているのではないでしょうか?
ところが、そういう親の思いと裏腹に、ある問題が存在します。
それは、子どもたちが入口でつまずいてしまうことです。
その入口とはなんでしょう?
実は、「キーボード入力」なのです。
子どもは学習力が高いのですが、興味がないと、なかなか行動してくれません。
スマホのフリック入力から親しんだ子どもたちにとって、大人が使いこなしているキーボード入力は複雑に見えます。
これでは興味を失わせ、せっかく配布されたデバイスが宝の持ち腐れになってしまい、ITスキルが身につかないのです。
そう、デジタル教育にとって、キーボード入力が子どもたちにとっての最初のハードル。ここが盲点なのです。
実際、子どもたちはタイピング入力がとっても苦手。
こんなデータがあります。
文部科学省では、中学生は「10分間に300文字程度の文章が正確に入力・編集できること」を目標としています。
ところが実際の中学2年生の入力数平均値は、1分間に17.4字、10分間にすると174文字程度であり、目標にまったく届いていません。
では、どうやって最初のハードルをクリアさせ、子どもたちに興味を持たせるのか?
その答えは、「音声入力」です。
タイピングできるに越したことはありません。
ただ、最初の取っ掛かりとして、タイピングしないでも「音声入力」してみたら、と興味を持たせるのです。
「タイピング苦手な子ども」と「タイピング得意な大人」が1分間真剣勝負で、タイピング競争させるとどちらの方が、速いでしょう?
「タイピングが得意な大人に決まってる!」と思いますよね?
実は、「音声入力」を使えば、「タイピング苦手な子ども」が「タイピング得意な大人」を圧倒的に打ち負かすことができます(当社テスト)。
Googleの最新AI技術を無料で使い倒す
たとえば、Google の無料ワープロアプリ「Google ドキュメント」を開いてみましょう。
そして、この「Google ドキュメント」に標準搭載された最先端のAI技術による正確な「音声入力」を使えば、「タイピング苦手な子ども」でも、「タイピング得意な大人」を圧勝することができるのです。
さっそくやってみましょう!
まず、Chromeブラウザのランチャーから Google ドキュメント を新規作成します。
音声入力する方法は、次の3ステップです。
1.画面上部のメニューバー[ツール]をクリックします。
2.プルダウンメニューの[音声入力]をクリックします。
3.[マイクボックス]が表示されたら、[マイクアイコン]をクリックして、赤色に変わったら話します。
音声入力中に間違えた場合は、マイクをオフにしなくても、カーソルをその位置に移動して修正できます。間違いを修正したら、続行したい場所にカーソルを戻しましょう。
ここ最近のアップデートで、句読点が打てるようになりました。
「とうてん」と言うと、「、」が入力されます。
たまに「当店」になったりしますが、そこはご愛嬌。Google も機械学習中と大目に見てあげてください。
改行することもできます。
「新しい行」と言ってみてください。
「新しい業」と入力された後、 Google のAIが一瞬悩んでから、ちゃんと改行を実行してくれます。
地名、人名は正しく変換してくれますので、とても便利です。