終息の見えないコロナ禍の中で息を抜けない生活が続いています。イライラしやすくなる人も増えていますが、むしろ、ここからが正念場。前回の記事で触れたように、ワクチン接種の申し込みの場などでは、パニックになったクレーマーも目にします。今回は、こうしたクレーマーの理不尽な攻撃から心を守り、“毅然(きぜん)”と対応する方法について説明します。
クレーマーに対し、どのように毅然として対応するか。ぶっつけ本番ではなく、事前に考えておくことで、結果が変わってきます。「最悪のシチュエーションについて考え、いざというときに備えておくこと」――これは、リスクマネージメントの基礎ともいえる心構えです。