8日の取引で、ビットコインやイーサ、ドージコインなど暗号資産(仮想通貨)への売りが膨らんだ。政府による介入への警戒が高まっており、さらなる圧力となっている。  コインデスクによると、ビットコインはこの日、一時およそ10%急落。その後は3万2400ドル近くまで持ち直した。過去最高値からは約50%の値下がりで、今春つけた安値に迫っている。イーサも12%下落の2327.50ドル、多くの個人投資家にファンを持つドージコインは13%安の0.30ドル近辺で取引された。  投資家心理を冷やしているのが、ビットコインの利用拡大に伴い、規制が強化されるとの懸念だ。