中国共産党の指導者たちは今週、党創立100周年を祝っている。この長寿ぶりは、われわれの多くが歓迎するものではないが、一つの政治的成果と言える。しかしそれは経済にとっては、まさに残念なことだった。ここで言う政治的成果とは、中国政府の堂々と主張を押し通す能力のことだ。その能力が向けられた対象は、日本による占領と内戦といった激動であり、毛沢東氏のひどい経済的無能さと政治的粛清であり、政治的自由をもたらすはずだったのにそうならなかった経済改革の波であり、国際貿易のパートナーや戦略的ライバル諸国の怒りであった。共産党はこれらすべての対応を通じて、党の崩壊につながると再三予想されてきた危機を、どんなものであってもすべて乗り切ってきた。