人工知能(AI)開発の米アンソロピックはAI研究機関などに対し、開発ペースの減速を検討するよう呼びかけている。AIシステムの進歩はあまりにも急速であり、近い将来、人間の介入なしに自己改善できるようになり、社会に重大なリスクをもたらす恐れがあると指摘した。アンソロピックは4日にブログへの投稿で、世界的なAI開発のペースを緩めることは「おそらく良いことだろう」との見方を示した。この投稿では、同社の最先端モデルがいかに急速に改善されているかを示す内部データが公開された。アンソロピックの研究部門の責任者と政策責任者が執筆したこの投稿はAIモデルの進化について、人間の介入なしに自律的に改善する「再帰的自己改善」に向かう軌道にあるように思われると指摘。AI業界の一部では、この段階は危険の高まりや大規模な社会的混乱の引き金になる節目とみなされてきた。
アンソロピック、AI開発ペースの減速検討を呼びかけ
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