現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
24万部の大ヒットを記録しているベストセラー『1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)
映画に「求めているもの」は?
――ひろゆきさんは「映画好き」ですよね?
ひろゆき氏:はい、そうですね。いちおう、「映画とゲームが趣味です」と公言しているので、いくらでも観続けられますね。フランスでも映画ばかり観ている日々ですよ。
俳優や女優を目的には観ないですからね。監督もそんなに気にはしていません。たまたま好きな作品がたまたま同じ監督で重なったときは、何か似た性質はあるのかなと思ったりしますけど。だからと言って、その監督のファンにはなったりしません。
僕の場合は、シンプルにストーリーの「期待と裏切り」だけです。映画を観ているときに、「この後の展開はこうだろうな」と、ある程度、仮説を立てながらみんな観ると思うんです。その仮説とまったく違った展開だったときに、「うわ、これおもしれー!」と感じます。
でも、不思議なことに、自分が思ったとおりの結末だったときに「よかった……」といって感動するような人がいますよね? 特に恋愛映画に多いんですが……。
――アクションものやメジャーなアニメ映画もそうかもしれません。
ひろゆき氏:それがまったく理解できないんですよね……。主人公に感情移入して、心のゆれとか成長を期待して観ている人が多いと思うんですが、僕はそういう部分はどうでもいいんですよ。
とにかく、僕の想像を超えてくれたり、外れることが大事です。だから、結末はバッドエンドだったり、無茶苦茶な展開だったりするほうが好きですね。
――ちなみに、これまでの中でベスト1の映画ってなんですか?
ひろゆき氏:難しい質問ですね(笑)。それは……。