英ヴァージングループの創業者リチャード・ブランソン氏は11日、ロケット推進式の宇宙船で海抜50マイル(80キロメートル)超の宇宙空間を旅した。傘下の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックは近いうちに、この宇宙船に有料の顧客を乗せて運びたい考えだ。このビジネス――そしてブランソン氏の宇宙旅行――は、自身の武勇伝を利用してヴァージンブランドを形成してきた同氏のキャリアの締めくくりとなる。同氏は11日の着陸後、この機会を捉えて顧客の飛行体験について大いに語り、星々の間を飛行するという人類の野望における新たな節目だと宣言した。