米マイクロソフトは12日、米サイバーセキュリティー会社リスクIQを買収することで合意したと発表した。派手な手口のオンライン攻撃が増える中、セキュリティーサービスの品ぞろえを強化する。2009年創業のリスクIQは、デジタルリスクに対する企業の脆弱(ぜいじゃく)性を管理するサービスを提供している。マイクロソフトのセキュリティー担当幹部を務めるエリック・ドーア氏は12日のブログで今回の買収に言及。クラウドコンピューティングを利用している企業は「攻撃対象を減らすために資産の全容を把握することがますます重要になっている」と述べた。マイクロソフトは合意条件を明らかにしなかった。同社とリスクIQの担当者からは今のところコメントを得られていない。