「猫だらけ」の未来がくる?コロナ禍で日本の犬・猫に異変犬・猫を切り口に日本経済を分析すると、思いがけないことがわかります Photo:PIXTA

コロナでペット市場が急拡大
思いがけない「未来」を予測

 この記事は心を癒やされるペットの楽しい未来の話だと思って読み進めると、思いがけない方向に話が進んでいく可能性があります。ご注意ください。

 コロナ禍でペット市場が急拡大しています。一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」によれば、2020年10月の調査では新規に犬を飼育し始めた人は前年よりも14%増、猫は16%増という結果になったそうです。

 同時に、ペット価格の高騰も問題になり始めています。ペットのオークション相場は2020年3月頃から急上昇し、ペットショップでの価格は犬種によっては例年の2倍以上に値上がりしてきています。

 一方で、飼い始めてみたところ想像以上に大変だということで飼育放棄の事例も社会問題になり始めています。ペットも、大切な生命です。言うまでもなく、安易に手を出してだめだったでは済まない話なのですが、飼育放棄の背景にはコロナ禍での失業や大幅な収入減の構造もあり、一概に「安易な」というレッテルを貼る話でもないようです。

 さて、今回の記事では気になる日本のペット市場の未来予測をしてみたいと思います。その前提で、ペットが気になるみなさんに3問クイズを出題します。○×でお答えください。

(1)日本で飼育されている犬の頭数は、12歳未満の子どもの人数よりも当然多い?
(2)過去5年間、日本で飼育されている犬の総数は当然、増加している?
(3)日本で飼われているペット数、犬の方が猫よりも当然多い?

 次のページで正解を解説します。