筆者の愛猫。作業中、存在感を示そうとマウスパッドを封鎖する
筆者の愛猫。作業中、存在感を示そうとマウスパッドを封鎖する

殺処分を減らす目的から、最近ではその存在が広く知られてきた保護猫。長年、保護猫の飼育に勤しんでいる筆者が、彼らの愛らしさと動物を飼う業について語る。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)

最初の分岐点
猫をどこから入手するか

筆者の猫。行きつけの動物病院で保護されていた時の様子
筆者の猫が行きつけの動物病院で保護されていた時の様子

 猫を飼うといろいろいいらしい。このサイトでも先日『「ネコ活のススメ」、猫に癒される暮らしを始めるための基礎知識』という記事が掲載され、詳しくはそちらを参照にされたいが、さて、猫を飼い始めるにあたって「どこから猫を手に入れるか」は大きなターニングポイントである。

 これはざっくり「ペットショップやブリーダーから購入する」か、「保護猫をもらってくる・野良猫(地域猫)を保護する」の2つの選択肢があり、当記事は後者を推奨するものである。

 現在、わが家には猫が1匹いて、この猫は動物病院で保護されたのを譲り受けてきたという出自である。実家には昔から常に猫が1~2匹いるが、こちらも全て保護猫出身である。保護猫を飼育するには保護猫なりの難しさもあるが、それを補って余りある魅力がある。猫の命は等しく尊く、ペットショップなどで売られている非・保護猫ももちろん最高だが、品種や血統書に特に強いこだわりがないのであれば、猫を飼おうか検討している人にはぜひ保護猫をおすすめしたい。

 長年、保護猫を家猫として飼育してきた筆者の体験をもとに、保護猫の魅力や注意点について紹介していきたく思う。