事情に詳しい関係者によると、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、民主党のベテランロビイスト、トニー・ポデスタ氏を採用した。米国事業での影響力を高めたい考え。同氏の会社は財政および法的トラブルで2017年に閉鎖していた。ポデスタ氏がロビー業界に再登場したのは、民主党が両院とホワイトハウスでの支配を奪回してからだ。同氏はジョー・バイデン米大統領および数人のホワイトハウス側近とは長い付き合いで、側近にはシニア・カウンセラーのスティーブ・リチェッティ氏も含まれる。弟のジョン・ポデスタ氏は、リベラルなシンクタンク「センター・フォー・アメリカン・プログレス」のチェアマンで政権とも近い。ポデスタ氏はコメントを控えた。ファーウェイのスポークスマンから今のところコメントは得られていない。同氏の採用については、ポリティコが先に報じていた。
中国のファーウェイ、民主系有力ロビイスト起用 ポデスタ氏
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