「ゲーム終了!」と叱ってもなかなかやめない子に効く“3大スゴ技”Photo: Adobe Stock

17万部のベストセラー『子育てベスト100──「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』が話題だ。
「コミュニケーションの取り方」から「家での勉強のしかた」「遊び」「習い事」「英語」「スマホ対策」「ゲーム対策」「食事」まで、子育てのあらゆるテーマをカバー。100の「子どもにしてあげたいこと」を実践するにあたっては、さらに詳細な「421の具体策」も提示し、理屈だけでなく、実際に何をどうしてあげればいいのかということまで丁寧に落とし込んでいる。
今回、その著者、加藤紀子と、偉人たちの驚きの子ども時代を紹介した楽しい児童書『すごい人ほどぶっとんでいた! オタク偉人伝』著者の小川晶子による特別対談が実現した。現代の子育てで大切にしたいこととは?(構成:小川晶子)
※対談前回「子どもに『考える力』をつける3大習慣」はコチラ

ゲームをきっかけに、ほかの「好き」を見つける

小川晶子(以下、小川) 現代の子育ての悩みの1つに「ゲームとのつきあい方」があると思います。さきほど「好きの解像度を上げる」という話を聞かせていただき、すごく参考になりました(対談前回「子どもに「考える力」をつける3つの習慣」を参照)

 私の息子はマインクラフトというゲームが大好きなのですが、マイクラのどこにハマっているかと考えると、「マイワールドがつくれるところ」だと思います。ブロックでもお絵描きでも何でも、「自分だけの空想の世界」をつくることが好きなんです。一方、ルールのあるゲームはあまり好きではありません。

 そうやって、ゲームのどこに惹かれているのかがわかれば、ゲーム以外にも展開していけそうに思います。息子の場合は、ペーパークラフトでマイワールドをつくってみたり、プログラミングで自分のつくったキャラクターを動かしたりといったことがハマりそうです。