米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの先進運転支援システム「オートパイロット」について調査を進めている。緊急車両を含む一連の衝突事故を受けた措置。NHTSAが16日に公表した文書によると、運転支援システムを利用したテスラ車について、2018年以降に11件の事故が確認された。緊急走行中の車両との衝突事故もあったという。同局は、オートパイロットのような高度な運転支援システムが広く利用されるようになる中、安全性への懸念も高まっていることから、こうした支援システムを詳細に調査している。最近では、先進運転支援システムや自動運転システムが関与した事故について、定期的な報告を企業に命じている。