「仮想の10万円」を財布に入れる

ネブラ 葉っぱが引き寄せられてくるのではなく、お金が引き寄せられてきたのは、あの一瞬の思いがあったからなんだね。

シリウスくん その通りだ。お金はもともと感謝の意を表すひとつのツールだったんだ。感謝の物質化がお金だったのさ。

 そして、さっきの君は美しい黄金色の葉っぱを美しいお金に見立てていた瞬間、感謝の気持ちでいたのさ。

 でも、最近の君たちはお金をサバイバルのツールにしちゃって、お金がないと生きていけないって考えている。

 これでは、エネルギーの流れを悪くしちゃうだけなんだよ。

 さっきも言ったけど、エネルギーは水の性質みたいにブロックがあるところを避けて通るからね。

ネブラ お金に対する思いを感謝に戻してあげるんだね。でも、それだけでは足りない気がするなぁ。

シリウスくん 君たちは物事を難しくする傾向があるから、手応えがあるほうがいいんだね。よし、わかった。次のワークをするといいよ。

 自分宛に「10万円」と書いた小切手のようなメモをつくって、これをいつも財布に入れておく。

 そして、ネットショッピングでもいいし、ウインドーショッピングでもかまわないから、イメージで10万円を使うんだ。

 次の日は10万円増やして20万円、また次の日はさらに10万円増やして30万円。これを毎日続けると、1年後には3650万円使える小切手のイメージになる。

 日に日に買える規模が増えるし、お金に対する思いが軽やかになってくるはずだ。

 別に1年間毎日続ける必要はないけど、お金に対する思いを軽やかにしてエネルギーの流れをよくしてあげるんだ。

 さっそくシリウスくんに教えてもらったワークをやってみることにした。

 イメージだけでも、高級品サイトのネットショッピングは緊張する。

 でもしばらく続けていると、金額がただの数字に見えてくるようになった。慣れってすごい。

 以前のように気持ちがこわばることはなくなってきていた。

 すると、ある日の夕方、警察官をしている友人から久しぶりに連絡が入った。

 なんと、宝くじで大金が当たったから、旅行へ行かないかという誘いの電話だった。

 彼のおごりで、ラスベガス旅行をプレゼントしてもらったのだ。

 飛行機代、ペントハウス、レンタカーや食事代、華やかなショー……友人8名で3日間のラスベガスの旅、一体いくらかかったのかわからない。

 おまけに現地でやったスロットマシーンで小金も手に入れて、もうびっくりしっぱなしの体験になった。

(本原稿は、the Planet from Nebula著『宇宙人が教えるポジティブな地球の過ごし方』から一部抜粋・改変したものです)

the Planet from Nebula(ザ プラネット フロム ネブラ)
アメリカ在住。精神世界の探検家
何度も生まれ変わった記憶を持つ。過去世の人生や生まれたときの記憶が鮮明にあり、幼少の頃から頭の中でガイド(守護霊)といつも会話をしていた。人や地球の意識にアクセスして、相手の気持ちや体調の変化を察知したり、地球のエネルギーがどこに向かっているかを認識したりすることができる。アメリカでネイティブ・アメリカンの聖地を訪れ、ダリル・アンカなど、数々の有名なスピリチュアル・リーダーたちと出会う。ほぼ毎日見る明晰夢や現実で高次元の存在とコンタクトし、地球と宇宙の神聖な意識の関係性について理解を深め、未来を予想したり、必要なメッセージを受け取ったりしている。
2011年8月から始めたブログは、月間134万PVを誇る。YouTube「ネブラ・チャンネル_the Planet from Nebula オフィシャル」やオンラインサロン「ポジティブ鉄道 地球行き」も人気。著書に『「あの世」とのおしゃべり』(KADOKAWA)がある。