ピンチをチャンスに変える経営者と没落する経営者
違いは驚くほどシンプル
今年の新型コロナウイルスの影響を受けた企業の倒産が、2000件を超えたというニュースが伝えられています。コロナ禍は多くの企業にとってピンチですが、経営者がピンチに甘んじて後ろ向きの経営をしていては生き残ることができません。
一方で、「ピンチの中にチャンスあり」という言葉通り、ピンチの中のチャンスを生かして、前向きの努力を続けて成果を上げている経営者もいます。
ピンチの中のチャンスを生かした経営とは、具体的にどういうことなのか。2社のケースを紹介します。
当社のお客さまで、宮崎県に本社を置き、イベントで使うエア遊具(空気で膨らませた滑り台など)を扱うワン・ステップという会社があります。コロナ禍でイベント需要がほぼ消滅して、創業以来のピンチに陥りました。