米会計ソフト大手インテュイットは電子メールマーケティングを手掛ける新興企業メールチンプを約120億ドル(約1兆3200億円)で買収する方向で合意に近づいている。事情に詳しい関係者が明らかにした。インテュイットは納税申告ソフト「ターボタックス」などの製品を有する。  メールチンプは株式非公開。関係者によると、現金と株式による買収案は、協議が土壇場で物別れにならない限り、間もなく合意が発表される可能性がある。  この買収はインテュイットにとって過去最大の案件で、マーケティングや顧客関係管理など、より多くのサービスを中小企業に提供できるようになる。