米石油大手シェブロンは低炭素化に向けた投資を拡大する。マイク・ワース最高経営責任者(CEO)はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、低炭素事業の新部門への期待を示した。  シェブロンは2028年までにバイオ燃料や水素製造、二酸化炭素(CO2)回収などの技術に100億ドル(約1兆1000億円)を投じる。これまで公約としていた約30億ドルからは大幅な増加となる。  シェブロンは7月、低炭素関連の投資で新たなエネルギー部門の設立を発表。ワース氏はインタビューで、投資拡大は同部門に対する楽観的な見方を反映していると述べた。