仕事や人間関係、お金、将来についてなど、心配事を抱えている人にぜひ読んでほしいのが、2021年8月に発売されるやいなや即重版が決定、書店でも売り切れが相次ぐなど話題になっている、『宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方』だ。
著者のthe Planet from Nebula(ザ プラネット フロム ネブラ)はアメリカ在住の精神世界の探検家で、「宇宙人」とのチャネリング(交信)を通して、「自分らしくないものを手放し、ポジティブに生きる方法」を提案している。
著者が2011年に開始し、毎日更新しているブログは「内容が深い」「読んでいるうちに自己肯定感が高まる」と評判。アメブロのジャンル別ランキング1位の常連で、月間134万PVを記録するなど、カリスマ的な人気を誇る。
今回は本書の中から、「豊かな気持ちでいれば、『豊かさ』が自動的に運ばれてくる」の項目を一部抜粋、編集して紹介する。

自己肯定感が一気に上がる!? 幸福感が高まる「朝の習慣」とは?Photo: Adobe Stock

自宅待機期間中も喜びを感じられる

 パンデミックの自宅待機要請が緩和されて、レストランで食事ができるようになったときに、久しぶりに友人の京美さんと食事をすることになった。

 京美さんは年上のカッコいい女性で、私にとって姉さんみたいな存在で、どんなときでも喜びを忘れない、軸がブレないすごい人だ。

 行きつけの寿司屋は京美さんが来ると、職人さんたちが手を止めて、「京美さん、こんにちは!」と方々から挨拶の言葉を投げかけてくる。

 私が「京美さん、寿司屋に花道ができてるじゃないですか」と言うと、京美さんは「あら、そう?」と何食わぬ感じだ。

「パンデミックの時期でも、豊かさが止まらないのよ」

 そう言う京美さんの胸には、大きなダイヤがあしらわれたペンダントがキラキラ光っている。

「私はパンデミックの影響があまりなかったの。むしろ、自分の時間ができて喜びが増したし、豊かな気持ちがもっと増しているわ。この機会に感謝している」

「それって、どうしてなんでしょうか?」

「私ね、自分が豊かさを象徴している張本人だと思っているの。

 だから、私は自分の時間や自分のことをとても大切にしている。

 大切な自分のところにやってくるエネルギーは、すべて宝物だって捉えているわ。

 いつも豊かな気持ちでいるから、豊かさが向こうから勝手にやってきてくれるの」

 すると、そこに寿司屋のオーナーさんがやってきて、お酒のボトルを1本プレゼントしてくれた。

「これ、高知のお酒です。よかったら飲んでください」

 注文していないお造りや料理、デザートまでもが次から次へとやってくる。

「こういうことはしょっちゅうあるの。本当にありがたいわ」