最近、FIRE(経済的に自立して早期リタイアする)の手段としても注目される不動産投資。中古の優良物件に投資しようと思ったら、まず不動産屋に接触しなければいけない。では、その際にどんな点に注意すればいいのか。『東大博士が書いた石橋を叩いてでも成功したい人のための「不動産投資」大全』の著者が、実際に不動産屋を訪問するときの秘訣を紹介する。
秘訣(1)
基本は電話でアポを取る
誰かから不動産屋を紹介されたときはもちろんですが、万一、飛び込みの場合でも、事前にアポを取り、行く日にちや時間を決めます。この際、メールやラインで連絡をするのはやめましょう。電話が基本です。電話で雰囲気が分かります。
書類の送付などではメールやラインを使うこともありますが、基本的にメールやラインはあまり使わないほうがいいと思います。未送信だったり、サーバーの問題で届いていないこともあります。誤送信や誤爆もあります。
不動産屋はメールなどを常に見ているわけではなく、いちいち文面でやりとりをすると話の進展が遅くなります。最大の問題は、ニュアンスが伝わらないので、誤解、行き違い、衝突、トラブルになりかねないことです。
秘訣(2)
時間厳守
地域によっては約束の時間に30分や1時間くらいは遅れて当然というところがありますが、必ず時間厳守です。遅れそうなときは、必ずそのことを時間前に連絡します。
逆に、不動産屋はほかの案件で時間が延びたりするので、数回くらいは遅れられてもかまいませんが、いつも遅れるような不動産屋はダメです。