米紙ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、ニック・クリストフ氏が、出身地であるオレゴン州の知事選への出馬を視野に同紙を離れることになった。オピニオン面の編集責任者、キャスリーン・キングスベリー氏が明らかにした。キングスベリー氏の14日の社内メモによると、クリストフ氏は出馬を模索する中で6月から休職していた。ニューヨーク・タイムズのスタッフは公職を兼務することはできないルールになっている。出馬に向けた委員会結成の書類が今週、州務長官室に提出された。クリストフ氏の所属政党は民主党となっている。クリストフ氏は発表文で「私がどれだけオレゴン州を愛しているか、また、オレゴン州にいる旧友たちの苦難に私がどれだけ心を痛めてきたか、皆さんはご存じだと思う」とした上で、「問題を明るみに出すだけでなく、それを直接解決できるかどうか挑戦してみるべきだとの結論にやむなくたどり着いた」と述べた。
NYタイムズのクリストフ氏、オレゴン州知事選出馬を視野
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