仕事や人間関係、お金、将来についてなど、心配事を抱えている人にぜひ読んでほしいのが、2021年8月に発売されるやいなや即重版が決定、書店でも売り切れが相次ぐなど話題になっている、『宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方』だ。
著者のthe Planet from Nebula(ザ プラネット フロム ネブラ)はアメリカ在住の精神世界の探検家で、「宇宙人」とのチャネリング(交信)を通して、「自分らしくないものを手放し、ポジティブに生きる方法」を提案している。
著者が2011年に開始し、毎日更新しているブログは「内容が深い」「読んでいるうちに自己肯定感が高まる」と評判。アメブロのジャンル別ランキング1位の常連で、月間134万PVを記録するなど、カリスマ的な人気を誇る。
今回は本書の中から、「すべての人間関係は『本当の自分』を知るためにある」の項目を一部抜粋、編集して紹介する。
嫌な相手はかっこうの「レッスン」
春先の心地よい日、森を散歩中にある知り合いから連絡が入った。50代の家庭内別居中の女性からだ。
彼女は夫との結婚に後悔し、出会ったこと自体が間違いだったと言った。
もっと前に気がついていれば、人生を立て直せていたはずだと言って怒っている。
「あの人に会ってなかったら、今ごろ私はもっと幸せでいたはずだわ」
かなりご立腹な様子だ。
彼女の怒りがどんどん加速していくので、話をそろそろ切り上げたいなと思っていたそのとき、目の前に夫婦らしき2頭の鹿が現れた。
優美に私の目の前を歩いている。
私はとっさに電話を切って、その神秘的な姿に見惚れてしまっていた。
のちに、宇宙人の「アイシス」が夫婦の鹿を寄こしたことがわかった。