すべての人間関係は「自分を知る」ためにある

*以下、「ネブラ」は著者、「アイシス」はネブラの宇宙人のガイド

アイシス グチはなんにもならないの。ネガティブの勢いをつけてしまうだけなの。

 鹿ってね、コヨーテに追いかけられて身の危険を感じても、だいたい15分くらいで“ありのままの自分”に戻れるのよ。あなたたちとちがってね。

 あなたたちって何年も同じネガティブな思いを持ってたりするけど、グチはその場のエネルギーに停滞することになるから、気分の悪さがもっと長引くことになるの。

 どんな人間関係も「本当の自分」を知るためにあるのよ。

 たとえケンカばかりの関係であっても、そこに自分を知るレッスンがいっぱいつまっているの。

 引き合うこと自体に意味があるし、結婚もそうだけど、職場関係も友人関係も、みんな自分を知るためにあるのよ。

 だから、どんな関係でも「ありがとう」と謙虚な気持ちでいるといいわ。

 そうすると、「ありのままの自分」から「分離した自分」を嘆くんじゃなくて、ここからどんな自分になれるかな?って考えられるようになる。前向きに進んでいけるようになるの。

「どんとこい!」の自分でいよう

ネブラ みんなが教師という感じだね。だけど、人間関係は難しいな。相手は相手で考えていることがちがうし……。

アイシス そうね。でも、だからこそ気づきや学びが大きいの。

 傷つくのが嫌だからといって、引きこもってばかりいたら、学べるレッスンがやってくることができないわ。

 それよりも、「どんとこい!」の自分でいれば、どんな人からもポジティブな体験を得られようになる。

 それとね、ポジティブで「ありのままの自分」でいる人は、外に出ることや人間関係を恐れたりしないわよ。それよりも、どんな自分を発見できるかな?ってワクワクしている感じね。

ネブラ そうか。わかる気がするよ。

 思いきってひとりで旅行に出かけたときなんか、いつもの自分よりものすごく大胆になって、いろんなことを率先してチャレンジできる気がする。

 人間関係を怖がるんじゃなくて、新たな自分を発見するために出会う。そう思ったら、また旅に出たくなった。

(本原稿は、the Planet from Nebula著『宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方』から一部抜粋・改変したものです)

the Planet from Nebula(ザ プラネット フロム ネブラ)
アメリカ在住。精神世界の探検家
何度も生まれ変わった記憶を持つ。過去世の人生や生まれたときの記憶が鮮明にあり、幼少の頃から頭の中でガイド(守護霊)といつも会話をしていた。人や地球の意識にアクセスして、相手の気持ちや体調の変化を察知したり、地球のエネルギーがどこに向かっているかを認識したりすることができる。アメリカでネイティブ・アメリカンの聖地を訪れ、ダリル・アンカなど、数々の有名なスピリチュアル・リーダーたちと出会う。ほぼ毎日見る明晰夢や現実で高次元の存在とコンタクトし、地球と宇宙の神聖な意識の関係性について理解を深め、未来を予想したり、必要なメッセージを受け取ったりしている。
2011年8月から始めたブログは、月間134万PVを誇る。YouTube「ネブラ・チャンネル_the Planet from Nebula オフィシャル」やオンラインサロン「ポジティブ鉄道 地球行き」も人気。著書に『「あの世」とのおしゃべり』(KADOKAWA)がある。