中国は経済成長の鈍化にもかかわらず、先月のドル建て国債による40億ドル(約4500億円)調達に続き、ユーロ建て国債の発行を準備している。  中国が秋にドル建ておよびユーロ建ての国債を発行するのは3年連続。昨年11月には、欧州の超低金利を背景に、ユーロ建て国債は初のマイナス利回りで発行された。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が閲覧したタームシートによると、中国財政省は引受先金融機関として中国、米国、欧州の12機関を選定した。  昨年、中国は5年、10年、15年物のユーロ債を発行し、約47億ドルを調達した。