絶対に依頼してはいけない、「化石コンサル」の見分け方写真はイメージです Photo:PIXTA

「このままだと大変なことになりますよ」とコンサルに言われたことはないだろうか?これは時代遅れの「化石コンサル」がよく使う手口だ。残念ながら、「化石コンサル」に仕事を依頼してしまった企業は、必ずと言っていいほど後悔することになる。その理由と見分け方を解説しよう。(リポタ株式会社代表取締役、経営コンサルタント 中野豊明)

 日本の新型コロナウィルスの新規感染者数は9月以降大幅な減少傾向が続いている。ワクチン接種率の高まりもあり、感染爆発にもようやく出口が見え始めたのだろうか。これまで散々語られてきたように、ウィルス自体の弱毒化や集団免疫の獲得、ワクチンの常態化や治療薬の進化などによる穏やかなウィズ・コロナの時代の到来を本当に期待したい。

 一方で、第6波を危惧する発言や、今度はインフルエンザを懸念する声もよく聞く。もちろん、リスクには備えた方が良いし、行動には慎重であるべきだが、いたずらに不安をあおるような医療関係の専門家の発言には、思わず失笑してしまう。

 時代遅れの「化石コンサル」が使う手法と同じだからだ。