「マンダラ広告作成法」なら、
誰でも短時間で発想をひねりだせる

「マンダラ広告作成法」も、質問に回答しながら同時にアイデアを出していく作業ですから、機械的に入力してしまうパソコンよりも、筆記用具を使ったほうが効果は高いはずです。

 それに加え、ここには「ザイガニック効果」という現象も起こっています。

 どういうものかといえば、「人は空白があるものを見ると、それを何とか完成しようと思考を働かせる」というもの。だからクロスワードパズルなども、見れば私たちは、完成させたくて仕方がなくなるわけです。

 この点で、たとえば「マインドマップ」のように自由にアイデアを絵に描く手法もありますが、慣れていない方は広告の作成には向きません。なぜなら自由にいくらでも発想ができると、かえって思考は際限なく広がり、まとまりがなくなってしまうのです。

 マンダラ広告作成法は、最初から削ぎ落とした枠をはめ、アイデア数も制限しますから、誰でも短時間で発想をひねりだせるのです。

岡本達彦(おかもと・たつひこ)
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、
難しいマーケティングや心理学を勉強しなくても
アンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。
業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、
全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、
社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。
著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。