相手に具体的な言動を思い出してもらう
後悔しないような怒り方をするためには、一般論ではなく、具体的な内容を伝えるようにすることでしょう。
まずは、「いつ・どこで・誰と・誰が・やりとりしていたか」などを相手に想起させることが重要です。
また、そのときに相手がどのような会話や振る舞いをしたかを思い出させることも重要です。なぜなら、こちらは相手の言動を不快に思っても、相手はそれを無意識のうちにしていることがよくあるからです。ですから、具体的な言動を相手に思い出させることにより、相手がみずからの言動を修正する可能性が高まります。
一方で、最悪の怒り方は、次のようなことを相手に言ってしまうことです。
「あなたのやり方は全然ダメ」
「あなたの基本的な考えは間違っている」
こういった相手を全面的に否定してしまう言葉を口にしてはいけません。