正解は、買い

 出題したチャートは、「三角もちあい」が収束したところから、株価が勢いよく上放れしたところでした。

 売買高が大きく増加しています。

 売買高は人気のバロメーター。急に人気が出て、上昇が始まったと考えられます。

 実際、株価は次のチャートの通り、その後大きく上昇しました。

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売買高の急増を見逃すな!

 ここで「買い」と判断するのに、一番重要な根拠は、売買高の変化です。

 売買高が急増しているということは、何らかの情報にもとづいて「ヨッシャー!」と買い始めた投資家が、たくさんいると考えられます。

 その流れについていくべきです。もし、売買高が増えないまま、ただ株価だけ上がっているならば、あまり信頼できる買いシグナルとはいえません。

「三角もちあい上放れ」には「だまし」もよくあるからです。

 売りが少ない中で、たまたま株価が上がっただけで、この後、売りが増えて下がってしまうかもしれません。

 でも、このチャートでは売買高が急増しています。明らかに、何かの好材料が出たはずです。

 しかも、売買高が急増してから日が浅いので、出てきた材料は新しいと思われます。

 このパターンならば「買い」でついていって、7割以上の確率で勝てるでしょう。

(本稿は、『株トレ――世界一楽しい「一問一答」株の教科書』から抜粋・編集したものです。)