「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

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「第三の目」を
鍛えましょう

風水では、2つの目のほかに、ひたいにもうひとつ目があると考えます。これを「第三の目」といいます。

第三の目は、物事の本質や人の本心、土地や人が発するオーラなど、「見えないもの」を見るための目です。見えないものを見る力は、どんな人にも生まれながらに備わっている力であり、いわゆる超能力ではありません。ただ、ほとんどの人は、第三の目が閉じた状態で過ごしているので、気づかないだけです。

また、第三の目は通常、生まれたときには開いていますが、成長するにつれて自然と閉じていってしまいます。ですから、この目がもつ力を使おうと思ったら、日ごろから「目を開ける」訓練をしておかなくてはなりません。

まずは、2つの目の間、ちょうど眉間のあたりにもうひとつ目があるということを常に意識して過ごすようにしましょう。「ここに目がある」と意識することが第三の目を開くための第一歩。

自分の第三の目がどんな目なのかをイメージすることも大切です。クレオパトラのような目、憧れのモデルのような目など、自分が理想とする目をできるだけ具体的に思い描いてみてください。アイライナーなどで実際に描いてみるのもおすすめです。眉間の皮膚をマッサージで柔らかくするのも効果的。ひたいに縦じわがあると目が開きにくくなるので、しわのケアも忘れずに行いましょう。

そのうえで、第三の目を自在に開けたり閉じたりするイメージトレーニングを行ってください。神経を眉間に集中させ、見えないものを見ようとすることで、少しずつ目が開くようになっていくはずです。そうなれば、直観力やひらめきの力が高まり、自分の望みや進むべき道も見えやすくなります。ただし第三の目は、あまり長いこと開けっ放しにしていると脳が疲れてしまうので、必要のないときは閉じておくようにしてください。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

直観力やひらめきの力が高まる見えないものを見る力の伸ばし方

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。