NHK Eテレ『先人たちの底力 知恵泉』(11/9.16放送)でカリスマ経営コンサルタントとして紹介された神田昌典氏が、アメリカで百年以上続くコピーライティング技術を日本で普及させ、はや四半世紀。第一人者、25年の集大成が『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』という468Pの大著だ。
4つの力(判断力・思考力・表現力・発信力)が身につく【コピーライティング技術100】
【BTRNUTSS見出しチェッカー】【PASBECONAテンプレート】【PMMサーチシート】初公開
「どう言うか」だけでなく「何を言うか」まで完全網羅。紙・ウェブ・スマホ完全対応
比類なき最強の教科書。第一人者、25年の集大成
神田氏は言う。「タイトルを『大全』としたのは誇張ではない。従来のコピーライティングにとどまらない広範な分野──事業戦略、マーケティング戦略から効果計測・分析、テキストデザイン、表現技術や発想法まで──総計100に及ぶコピーライティング技術を横断的につなぎ合わせ、実用しやすい体系にまとめあげるには、果てしない作業が必要となった。そのモチベーションを持続できた理由を、こっそりと明かせば、著者たちの個人的な事情がある。実は、共著者2人は、人生の先行きが見えず、大きな壁にぶちあたっていたときに、コピーライティングに救われたからだ」
第一人者の神田昌典氏と、共著者で脳性麻痺の子どものために大企業の管理職を辞し、マーケティング・コピーライターとなった衣田順一氏。読者に役立つ箇所を、本文から抜粋して紹介する。

1919年から40年間使われた<br />伝説セールスレター「英語の間違い」の<br />全訳を一挙公開する!Photo: Adobe Stock

 成果の挙がるコピーを書くには、優れたセールスレターを研究するのが一番いい。

 今回も前回に引き続き「伝説の3大セールスレター」を紹介しよう。

 舞台はある英語スクールだ。このセールスレター「英語の間違い」は1919年の『ニューヨーク・タイムズ』の広告に登場して以来、1959年まで、なんと40年間も使われた。

 このヘッドラインは非常に応用しやすく、様々な商品・サービスにあてはめて使える。「英語で」の部分を「採用で」「ホームページで」「スマホ選びで」など、いくらでも言い換えられ、汎用性が非常に高い

 じっくり読み込み、その後、写経したり、声に出して読んでみたりしてみると効果的だ。

1919年から40年間使われた<br />伝説セールスレター「英語の間違い」の<br />全訳を一挙公開する!出所:『 Do You Make These Mistakes in English?──The Story of Sherwin Cody's Famous Language School』(Edwin L. Battistella著、OXFORD UNIVERSITY PRESS)
1919年から40年間使われた<br />伝説セールスレター「英語の間違い」の<br />全訳を一挙公開する!
1919年から40年間使われた<br />伝説セールスレター「英語の間違い」の<br />全訳を一挙公開する!

 次回は、伝説の3大セールスレターの3つ目、「2人の若者」について詳しく紹介しよう。

P.S.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。
(この動画は予告なく終了することがあります)

(本原稿は、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)