アントニー・ブリンケン米国務長官は7日、台湾やウクライナを侵略し自国領土の拡大をもくろむ中国やロシアの姿勢について、大きな過ちであり深刻な結果を招くことになると述べた。ジョー・バイデン大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領と7日に電話会談を行い、ロシアによるウクライナ侵略の可能性について警告。侵略した場合の対応にも触れたが、ブリンケン氏はこれによって「プーチン大統領の今後の計算も影響を受けるだろう」とした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベント「CEOカウンシルサミット」に出席したブリンケン氏は、米政府としてどのような対応を取ることになるかは明らかにしなかったものの、バイデン氏が「影響力の大きい経済的措置」を取る可能性に言及したと述べた。
世界秩序の混乱狙う中国とロシア、大きな過ち=米国務長官
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