米国経済に影響を与えているサプライチェーン問題は、一部企業では改善しつつあるものの、長期的な解決にはまだ時間がかかる可能性がある。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベント「CEOカウンシルサミット」に出席した、半導体大手インテル、家具ネット通販大手社ウェイフェア、コンサルティング大手アクセンチュアの最高経営責任者(CEO)が7日、こうした見解を示した。ウェイフェアの共同創業者のニラジ・シャーCEOは、「今夏が底だったが、徐々に回復している」と述べた。世界的な半導体不足の中心となっているインテルは、新工場を建設するのに3年かかることもあり、サプライチェーン問題は2023年まで続くと予想。