クリスマスシーズンの華やいだ気分のせいだろうか。米国では12月に入ると、プロの株式運用担当者であれ、個人投資家であれ、他のどの月よりも強気になる。つまりそれは、年末の数週間のあいだ、他の時期より弱気相場に入る可能性が低いということだ。とはいえ、大幅な値上がりも期待できない。12月の強気姿勢は一年の他の時期に時折生じる熱狂に比べて微妙な感覚であり、恐らく買いが殺到することはない。12月に自信が高まるのはずっと前から顕著だった。米個人投資家協会が会員を対象に毎週実施している調査によると、過去20年間、「強気」と答える人が12月は43.9%を占め、他の全ての月より高かった。他の11カ月の平均は38.0%だ。
米投資家が12月に強気になるのはなぜ
理由が何であれ、年末の数週間に弱気相場が始まる可能性は低い
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