――筆者のマーク・ハルバート氏はコラムニスト。投資ニュースレターをランク付けする「ハルバート・レーティングス」を発表している *** クリスマスシーズンの華やいだ気分のせいだろうか。米国では12月に入ると、プロの株式運用担当者であれ、個人投資家であれ、他のどの月よりも強気になる。 つまりそれは、年末の数週間のあいだ、他の時期より弱気相場に入る可能性が低いということだ。とはいえ、大幅な値上がりも期待できない。12月の強気姿勢は一年の他の時期に時折生じる熱狂に比べて微妙な感覚であり、恐らく買いが殺到することはない。 12月に自信が高まるのはずっと前から顕著だった。