バイデン米政権は21日、カリフォルニア州南部にあるジョシュアツリー国立公園近くの砂漠地帯における3つの大規模な太陽光発電プロジェクトの進行を承認すると明らかにした。政府が所有する米西部の土地に多くの太陽光発電施設を設ける最初の一歩になる。内務省土地管理局(BLM)は、リバーサイド郡で計画されている太陽光発電プロジェクト「アリカ」と「ビクトリーパス」を承認したと発表。両プロジェクトは合わせて465メガワットの電力を供給する見通し。BLMはまた、この地域の付近での実施が計画されている500メガワット規模の「オベロン」についても、数日内に承認する予定だとした。3つのプロジェクトは合わせて約27万5000世帯分の電力を供給できるという。