ケリー・マクロッセン・モリソンさん(50)にとって、その感覚はまるで電動歯ブラシが胸の中で作動しているかのようだ。あまりに強烈な感覚のせいで、深い眠りから覚めることもある。「誰かがベッドの上に何かを置いて、それが振動しているような感じ」だと彼女さんは言う。「体が内側から動いて、振動している。夜は本当にひどい」モリソンさんが語る異常な体内振動と体の震えは、新型コロナウイルス感染の後遺症患者の支援者の間で最近注目されている。支援者は医師や研究者に議論を促そうとしている。ニューオーリンズの病院で移植コーディネーターを務めるモリソンさんは、2020年3月にコロナ検査で陽性となった。それ以来、こうした感覚を含めて複数の症状を経験しているという。