【シンガポール】中国のテクノロジー当局は、電子商取引大手アリババグループのクラウドコンピューティング部門とのサイバーセキュリティーを巡る提携を停止した。ソフトウエアの脆弱(ぜいじゃく)性を巡る報告の遅れが理由。中国の国営メディアが伝えた。  中国当局は、アリババがソフトウエア「Log4j2」の欠陥について、関係当局への時宜を得た報告を怠ったとして、サイバーセキュリティーに関連したアリババクラウドとの提携を6カ月間停止する。国営のチャイナ・デーリーが22日、匿名の当局者の話として伝えた。  アリババはコメントを控えた。 。