米アマゾン・ドット・コムのクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」に22日、新たな障害が発生した。障害が起きたのは今月に入って少なくとも3回目。他の企業に混乱が広がっており、地域のデジタルインフラ問題が広範な影響を及ぼす可能性があることが浮き彫りになった。AWSは米東部時間午前7時35分(日本時間22日午後9時35分)ごろ、「米東部1(US-East 1)」地域の一部サービスについて接続の問題を調査し始めたと発表した。この地域はノーザンンバージニアでホストされており、ボストンやヒューストン、シカゴなどの都市をカバーしている。AWSはサイトで午前8時39分、「影響を受けたデータセンター内の全てのインスタンスとネットワークデバイスで接続が復旧した」と発表。だが、問題は少なくとも午後早い時間まで続いた。