米政府は、カマラ・ハリス副大統領を年末の幾つかのインタビュー番組に送り出している。ハリス氏に対する国民の評価を高めるためだが、甘めに評価しても、それが副大統領自身や米国の利益につながることはないとみられる。  26日の米CBSテレビのニュース番組「フェイス・ザ・ネーション」に出演した際のインタビューの受け答えが一例だ。新型コロナウイルス感染症や、経済、投票権に関するいつものやりとりにいくらか時間を費やした後、ホスト役のマーガレット・ブレナン氏は話題を外交政策に切り替え、「米国が直面している最大の安全保障上の課題は何だと考えるか。