「仮の出口」をつくろう
2つめは、自分で出口を設定することです。
最終的な目標に到達しなくても、あるいは泥沼のなかにいても、「今週はここまで」というような中間目標をおきましょう。
ずっと暗いなかで正しい方向がわからずに進むよりも、一応の目印をつけて進む。
こうすることで、ひと休みする機会を設けられるし、「少しは進んだぞ」という実感を持てます。
絶対に終わらない仕事なんてありません。
どのような形であれ、いつかは終わります。
だから、自分で仮の出口をつくりつつ、少しずつ前へ進みましょう。
(本原稿は、わび著『メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術』から一部抜粋・改変したものです)