1月の米株式相場の急落で、テック株やその他のグロース(成長)株への投資を専門とする多様なヘッジファンド運用成績が2桁のマイナスに陥った。リターンの高さから、ヘッジファンド業界で人気のある戦略に対する疑問につながっている。ホエール・ロック・キャピタル・マネジメントの上場・未上場企業に投資するファンドは、運用成績が昨年はマイナス9%、1月はマイナス15.9%となった。同社に詳しい関係者が明らかにした。別の関係者によると、タイガー・グローバル・マネジメントのヘッジファンドも昨年の運用成績がマイナス、1月はマイナス14.8%となった。複数の顧客によると、メルビン・キャピタル・マネジメントとライト・ストリート・キャピタル・マネジメントは2021年の運用成績が2桁のマイナスで、1月はいずれもマイナス15%だった。
ヘッジファンド、1月はグロース株投資で異例の惨敗
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