面接で緊張しないコツ3選
サラタメ:面接本番で緊張しないコツとして、一番大事なのは「入念な準備」です。
マモル:おー、なんだか根性論ですね!
サラタメ:ですよね(笑)。私も根性論は苦手なのですが、残念ながら、こればかりは面接練習あるのみなんです。
マモル:まぁ、今後の人生を左右する面接になるかもしれないですもんね。そりゃ入念な準備をしないとダメですよね。
サラタメ:おっしゃるとおりです。入念な準備という意味で、「1.『一人模擬面接』をガッツリやる」のが圧倒的に大事です。それぞれ詳しく確認していきましょう!
1.「一人模擬面接」をガッツリやる
まず必ず、「一人模擬面接」をやるようにしてください。
「一人模擬面接」とは、その名のとおり、一人で模擬面接を行うことです。
「断言! 9割の面接がこの流れ」(P330)で出てきた基本的な質問に、スムーズに答えられるようになるまで練習しましょう。
面接本番前日に、最低でも1時間は確保して取り組むべきです。
この際、守るべきルールが3つあります。
●一人模擬面接で守るべきルール
1.本番と同じ声量で
2.鏡の前で表情を見ながら
3.お決まりの順番に沿って
本番と同じ声量で
基本的なことですが、一人模擬面接は、必ず声を出して行いましょう。
提出書類を眺めながら、イメージトレーニングだけで済ます人がいますが、不十分です。
できる限り本番に近づけて練習するからこそ、場慣れ感が生まれるのです。少し離れた場所にいる面接官に向けて話すイメージで、声を出してみましょう。
面接官とは、だいたい2メートルくらい離れているケースが多いです(面接官の前に採点資料を置くデスクがあり、その資料を応募者に見られないようにするため)。
マモル:「2メートルくらい離れた初対面の人と会話する」って、けっこう特殊な状況ですね(笑)。たしかに本番でいきなりやったら、声のボリュームとかもよくわかんなくなりそう……。
鏡の前で表情を見ながら
サラタメ:面接に限らずですが、緊張すると、自分の顔が引きつっているように感じることないですか?
マモル:ありますあります! 自分の顔が引きつってるかもと不安になり、さらに顔が引きつっていっちゃうんですよね……。
サラタメ:あるあるですよね(笑)。そんな不安を解消するために、ぜひ自宅で練習するときは、鏡の前で自分の表情を確認しながらやってみてほしいんです。
多くの方が、顔が引きつっているというより、そもそも笑顔が少ないことに気づくと思います。笑顔を意識しましょう。
もちろん、ずっと笑顔である必要はありません。自然な範囲で、話の要所要所に入れていくだけでOK。どうしても笑顔で話すのが苦手な人は、せめて面接官が話しているときに、笑顔で聞くことを意識してみましょう。