多くのビジネスパーソンの支持を集める、登録者60万人超えの「サラリーマンYouTuber」、サラタメさん。
注目の処女作『真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン──名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法』は600ページ超えの超大作で、まさに“鈍器本”だ。
「仕事がデキない」「残業だらけ」「上司とソリが合わない」「転職したい」「老後のお金が不安」といった、人生100年時代を生きるサラリーマンの悩みを、まるごと解決してくれる本書から、その一部を抜粋して紹介する。

「内定する人」と「祈られる人」を分ける面接前日の過ごし方Photo: Adobe Stock
〈結論〉
・転職面接は予想以上に緊張する
・新卒就活時と同じように考えてもうまくいかない
・リラックスしていつもどおりの自分を出すコツ
 1.「一人模擬面接」をガッツリやる
 2.「よく思われたい」から「伝えたい」に切り替える
 3.「緊張している」とぶっちゃける

マモル:サラタメさん、ついに来週が面接本番です! もう今から緊張してヒザが震えるんですが……。

サラタメ:その気持ち、めっちゃわかります! 私も初めての転職面接は緊張して、しどろもどろに……。余計なことばかり言って、自分の強みの半分も伝えられませんでした。

マモル:サラタメさんも、そんな感じだったんですね(笑)。

サラタメ:はい、悲惨でした。別に実力以上に見せる必要はありません。リラックスして、いつもどおりのコミュニケーションができれば、内定に近づけます。ライバルたちもどうせ緊張しちゃうので(笑)。

マモル:なるべく緊張しないためには、どうすればいいですか?

サラタメ:結論、次の3つを実践してください!

1.「一人模擬面接」をガッツリやる
2.
「よく思われたい」から「伝えたい」に切り替える
3.「緊張している」とぶっちゃける

断言! 転職面接は予想以上に緊張する

「いざ転職面接に臨んでみたら、新卒の就活のときはうまくできたはずなのに、意外に緊張して撃沈した……」という話はよく聞きます。

 なぜ新卒就活より緊張してしまうかというと、圧倒的に場慣れしていないからです。

 新卒就活は、面接時期がほぼ決まっています。

 面接シーズンに突入すると、「週2~3回面接」の時期もあり、自然と場慣れしてくるものです。

 ただ、転職活動での面接は、そもそも採用試験を受ける数が少ないですし、時期もバラバラ。また、一方的に「自己PR」や「志望理由」を深掘りされる受け答えは、日頃の仕事のコミュニケーションとはまったく別モノ。転職面接は、「場慣れ」する機会が圧倒的に少ないのです。

サラタメ:慣れないことをやるときは、誰でも緊張してしまうものです。