音楽配信サービス大手スポティファイ・テクノロジーが、ジョー・ローガン氏を巡る騒動でビジネス上の影響を感じているかどうかは、これまでのところ定かではない。だが、スポティファイがローガン氏をはじめとするポッドキャストのスターたちを切り捨てる公算が小さいことは明らかだ。2日に発表された10-12月期(第4四半期)決算でスポティファイが示した見通しは、この騒動の影響を巡る疑問に答えるものではなかった。今年1-3月期(第1四半期)の新規有料会員数の見通しは300万人と市場予想を100万人下回っているが、これは昨年1-3月期の300万人と同一であり、同社の成長は第1四半期が最も弱いという長期的傾向に基づいたものだ。売上高見通しはアナリスト予想とほぼ一致している。