米労働省が4日発表した1月の雇用統計によると、非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比46万7000人増加した。オミクロン株の変異ウイルスが流行する中、失業率は若干上昇して4%となった。就業者数の市場予想は15万人増だった。2021年11月と12月の就業者数は合計70万人余り上方修正された。1月の就業者数は、新型コロナウイルスの流行が本格化する直前の20年2月より290万人少ない水準だ。先月はレジャー、ホスピタリティー、小売り、輸送、倉庫などの業界で就業者数が増えた一方、自動車産業では減少した。失業率は4%と、12月3.9%から若干上昇した。経済成長を背景に労働力への需要は強く、失業率は歴史的に見て低水準で推移している。
米就業者数、1月は46.7万人増、予想大幅に上回る
有料会員限定
あなたにおすすめ