「その資格、使えないよ」とバカにする人は、9割間違っている
働きながら3年で、9つの資格に独学合格! 大量に覚えて、絶対忘れないノウハウとは?
「忘れる前に思い出す」最強のしくみ、「大量記憶表」を公開!
本連載の著者は棚田健大郎氏。1年間必死に勉強したにもかかわらず、宅建試験に落ちたことをきっかけに、「自分のように勉強が苦手な人向けの方法を編み出そう」と一念発起。苦労の末に「勉強することを小分けにし、計画的に復習する」しくみ、大量記憶表を発明します。棚田氏の勉強メソッドをまとめた書籍、『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』の刊行(2月9日発売)を記念して、本書の一部を特別に公開します。
「その資格は使えない」という思い込み
資格の話をすると、「その資格って使えるの?」とよく聞かれます。
私の持っている資格、例えば宅建士や行政書士などは「使えない」と言われることもありますが、そんなことはありません。
資格が使えないのではなく、資格を使いこなす方法を知らないだけです。
「その資格は使えない」と言う人に限って、資格それ自体を仕事や職業であるかのようにとらえていることが多いです。そして、合格してもすぐに仕事につけなかったり、給料が上がらなかったりすると、「使えない」と思い込みます。
ですが、それは大きな間違いです。
資格はそれ自体が仕事ではなく、仕事を得るための「武器」なのです。どんなに使える資格でも、本人が使いこなせなければ「使えない資格」になります。
資格が持つ2つの力
資格が持つ力、それは「説得力」と「信頼感」です。例えば、宅建士の場合、それ単体であれば転職活動において未取得者より一歩リードできることは間違いありません。